アニメ映画「この世界の片隅に」

この世界の片隅に」を観た(今年始めのこと)。母と同世代の主人公に感情移入し、戦争時代のしんどい暮らしが痛みのように伝わってきた。娘たちも嫁いでいる。主人公が母とそしてときには娘たちと二重写しになる。主人公の戦時下の困難な環境の中でのけなげな奮闘と苦労を見ると愛おしくしてしょうがなくなる。そして、米軍の落とした時限爆弾で義理の姪を亡くし、そして自分自身も効き手である右手を無くしてしまう。大好きな大好きな絵を描くことがもうできない。もうそのあたりから涙が出て止まらない。映画が終わってタイトルロールが5分ぐらいあったけど動く気になれず、椅子にじっとしたままだった。涙の処理もしなくてはいけないのでembarassingであった。

 帰宅して、インターネットで原作者のことや映画のことを調べたり、とてもよかった音楽家コトリンゴのことを調べたりしている間2時間ほどずっと涙が止まらない。

 その後も、映画のポスターの主人公すずの顔を見るだけで涙があふれてくる。涙でまぶたが腫れたままである。

主人公が買い物をする広島の繁華街、中島地区。その上で原爆が爆発し、廃墟となった地区の上に盛り土がされ作られたのが今の平和公園!そんなことはじめて知った。日常が描かれているからこそ初めて知ったことだ。