物理屋の不定期ブログ

読書感想を中心とした雑多な内容のブログ。拙著「量子力学」に関係した記事も含む。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

俳句誌「橡」令和五年一月号に収められた句の中で感銘を受けた句とその解釈

ビルの端を染めて始まる冬一日 三浦亜紀子 p.9 冬の早朝、日の出間もない朝日がビルの端を明るく照らしている美しい景。 忘らるる木陰に石蕗の花明り 宮口喜代子 p.11 普段なら見過ごしてしまう薄暗い木陰に明るく黄色い石蕗の花が咲いて鮮やかだ。 廃線の径…